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わが助けは天と地を造られた主から来る。(詩篇121篇) 
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今日は妹と一緒に おばあちゃんの暮らしている老人ホーム「平和の村」に遊びに行きました。 もう二ヶ月ほど会っていなくて、施設の広間で大勢のおばあちゃん達に紛れて車椅子に乗っているおばーを見つけたときは、「おばー!」と思わず駆け寄って…胸がうっと熱くなりました。

私達を見つけたおばーも「あいあいあい」と驚いた様子で何かボソボソつぶやきながら 震えた泣きそうな声で嬉しそうに話しかけてきた。 (でも、あとでそれは、私の母と思った間違いだったと知りましたが) 久々に会えて、嬉しいのと同時に「忙しい」と言って会いに行かなかったことを心から後悔しました。

前回に比べて、なんとなく、介護施設の雰囲気が違って見えて

(夜だからでしょうか)

「働いている人たちは偉いなあ。」としみじみ思ったのでした。

「いつかえれるのかな?」と何度も私達に問いかける おばー。
私達は何も良いことを言えなくて、だまっていました。

施設で思うように自由に生活できていないんだなと おばーのふとした行動で見ることが出来た。 周囲の状況に対して、とても気を使っているように思えました。 働いている人たちは みんな忙しそうにしていて それぞれが精一杯、出来ることをしている。 

正直、従業員の人数は足りているのか心配になるほどでした。 

よくしてくれる従業員達に、言えずに我慢していることも沢山あるんだろうなと あって少しの時間で感じることが出来ました。 

私達が高校生になるまで、大切に育ててくれた 第二の母親のようなオバー。。。
おジーちゃんや、みんなが過ごしている家にはもう1年以上帰っていない。
とても、とても 寂しそうだった。 優先順位の中に、おばーちゃんを入れていなかった事を反省しました

あの一緒に住んでいた頃の、沖縄の瓦屋敷の仏壇前の食卓に座って、みんなで囲んで食べた おばーちゃんの手料理や 30分ごとに鳴る振り子時計や、ドリフターズの番組を見ながら横になる おじーちゃんの様子や 庭に集まる雀たち…

あの風景には もう二度と戻れないのだと今更ながら思い涙。


世の中には沢山のことがあるけれど、老人ホームに行き 沢山の人たちの老後を目の当たりにして
私たちの現実は一瞬の夢なんだと分かった。

若い世代の人たちや、現役で働いている人たちの今は戻れない過去に。
どんなことをしてきても、「老い」と「死」は誰にも必ず平等にくるもの。 

目先のことに捕らわれずに、「老い」と「死」とを意識して、
今という時を、大切に喜んで生きなきゃ… 

 
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プロフィール
HN:
ジェニ
年齢:
50
性別:
女性
誕生日:
1974/01/11
職業:
事務職です
趣味:
犬、音楽を聴く、お笑い番組を見る
自己紹介:
イエス様と聖書が大好きです。。
他に好きなものは音楽とヨーロッパと洋服。

現在http://ameblo.jp/kopa1tutu2/で、出産とわが子についてのブログを更新しています。そちらもこちらも共々、よろしくです~。

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